＂南徳裕山の東の裾の月星川に沿った形成した長さ5.5㎞の谷＂

月星(ウォルソン)は一般に「ハヌルマウル(空の村)」として知られています。徳裕山(ドギュサン)と智異山(チリサン)、伽耶山(カヤサン)などの高い山々に屏風のように囲まれた居昌の中でも、地帯が高く山勢が美しいためです。月星(ウォルソン)渓谷は南徳裕山(ナムギュサン)(1507.4m)の東の麓の月星川(ウォルソンチョン)に沿った長さ5.5㎞の谷です。

渓谷の幅はさほど広くはないが、周辺の山勢が非常に勇将で水量が豊かです。渓谷での水遊びの際に濡れた服や体を乾かすのに良い平たい岩が散在しており、川はその岩間を曲がりくねって低い滝や早瀬も作り、葛渓里(ガルゲリ)の渭川(ウィチョン)渓谷と捜勝台(ススンデ)渓谷へと流れます。

上流に上ると将軍岩(チャングンバウィ)シムト(休憩所)などがあり、月星1橋に至るまで渓谷浴に最適な場所が続きます。山水村(サンスマウル)の入口から磨学洞(マハクドン)渓谷に沿って上る小道を右に回っていくと、空に届くような山水里の丘の絶景を鑑賞しながら并谷里(ビョンゴクリ)へ下るコースもお勧めです。

月星谿谷は南徳裕山の登山起点のファンジョン券売所から入ります。この券売所の前を通ってそのまま37番地方道路を進むと、海抜800m近くにもなる藍嶺(ナムリョン)(峠)を越え、徳裕山縦走起点である咸陽郡(ハミャングン)西上面(ソサンミョン)霊覚寺(ヨンカクサ)に繋がっているが、山勢が素晴らしくドライブコースとしても最高です。藍嶺の一番高い所に立つと、居昌郡・咸陽郡一帯の山々と智異山の尾根を見渡すことができます。居昌邑から20分、地谷(チゴク)ICから35分、西上ICからは15分かかります。